推拿(すいな)とは??

そもそも??

推拿とは、中国では大学病院などで正当な医療として中医師が行う手技治療法です。筋肉、筋膜、靭帯などの軟部組織や神経、骨格にダイレクトに働きかけることで驚くほどの即効性を発揮する優れた整体法です。
鍼灸・漢方薬とともに中国三大医療の一つとされる推拿の効果は、科学的にも臨床的にも立証されております。
当店では、その素晴らしい手法をリラクゼーションに取り入れて、極上の癒しを提供いたします。

特長は??

当店の推拿は、安全性、即効性、持続性の3つを特長にしています。

どんな効果があるの??

推拿は手技治療ですので、痛みのある個所に直接刺激を与えて施術をします。痛みがある所に触れると、知覚神経がその刺激をとらえ脳が鎮痛物質を分泌します。患部を刺激すると患部の血流が良くなることで体温が上昇し、発痛物質の代謝を促します。その結果、疼痛閾値(痛みに対する許容量)が上昇し痛みを取ることが可能なのです。
また、中医学の考えでは「通じざれば、すなわち痛む」と言われるように経絡の滞りは痛みを引き起こすとされています。手技によって経絡上のツボを刺激することで滞りを解除し、経絡の疎通を促すことで痛みが緩和されます。

実証されているデータ

推拿の施術はとてもリズミカルで心地いいと言われます。ただの手技療法ではなくて、刺激を加える速度や深さも一定の決まりがあります。これは、筋硬度計や血流量計などで最も効果の高い刺激の仕方を研究し出されたデータに基づいているからです。
正しい手技を行えば、血管や筋肉の弾力を取り戻させポンプ作用を活性化するので凝りや浮腫みが解消されるのです。
また、痙攣は筋肉が過度に緊張したり何らかの刺激に反応したり酸欠や栄養不足を起こした状態ですので、血流をよくすることで痙攣しにくい状態にすることができるのです。

定期的に施術を受けると

中医学に分類される推拿は、鍼灸などと同じように経絡やツボを刺激します。
中医学の考えでは、人体には経絡と呼ばれる気・血・水の循環ルートが存在すると考えられています。経絡を気・血・水が滞りなく循環すれば人は健康であるとされます。さらに、この経絡は比較的体表を通るのですが、いくつかの分枝を持ち五臓六腑とつながっています。そのため、経絡は五臓六腑の影響を受けますし、逆に経絡の滞りは五臓六腑に影響を与えます。
経絡の流れを調整する点として存在するのが、ツボです。
当院の治療では、特に五臓六腑と関係の深い“背部兪穴”と呼ばれるツボをしっかり刺激します。
その結果、内臓機能にも様々な変化が現れます。
消化器系: 自律
神経系が整い、胃腸の蠕動運動と膵臓の消化液の分泌機能を良くする。消化不良、便秘、下痢、胃炎の改善がみられる。
心臓血管系: 血管そのものに働きかけるため、血管を拡張させて血流を改善し、血圧を下げる。また、血液をサラサラにする作用もあり、LDLコレステロール値を低下させる。血液の循環とともに、リンパ液の循環も改善される。
免疫系: 血流が良くなることで体温が上昇し、白血球のバランスは働きを調え免疫力を上げる。
呼吸器系: 体の緊張をとることで、深い呼吸をすることが出来るようになる。
尿・便等の排泄系: 自律神経を調え、排泄機能を正常にする。